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セントレイピア(せんとれいぴあ) 概要 ファンタジアから登場した剣系の武器。 登場作品 + 目次 ファンタジア デスティニー(PS) TOPなりきりダンジョンX レイズ 関連リンク関連品 ネタ ファンタジア 至高神の祝福を受けた神聖なる細身剣 クレス用の武器、剣の一種。初代は"「セイントレイピア」"ではなくこの表記。 斬り攻撃力+300、突き攻撃力+1600、命中+10で光属性を持つ。 未識別のものを未来トレントの森深部で拾える他、モーリア坑道下層に出現するモンスターキヨマサとタイラントが落とす。 突きに特化したレイピア系の武器で同クラスのワジールレイピアをさらに極端にしたような性能。 剣の中では最強の突き攻撃力に加え、悪魔系に有効な光属性を持つ。 突き特化の技編成にすれば十分強いが、入手時期的に次元斬などの優秀な斬り技が揃っているため、突き特化武器はバランスが悪く使いにくい印象となる。 また、隠しダンジョンではこの光属性が逆にデメリットになってしまう場合がある。 最終的には同じく攻撃力1600で物理属性の最終形態のグーングニルに劣る。 分類 剣 属性 光 斬り 300 突き 1600 命中 10 備考 非売品 買値 - 売値 144500 特殊効果 - 装備者 クレス 入手方法 拾 未来トレントの森深部 落 キヨマサタイラント ▲ デスティニー(PS) 聖なる力を秘めた細身剣 剣の一種。斬り攻撃力+100、突き攻撃力+550、命中+20で光属性を持つ。 リトラーの助手をジャンクハンターにした時に集積レンズ砲発射後にもらえるが、これでしか入手できないレアアイテム。 やたらと突き攻撃力に特化した強力な武器だが、マリー以外はソーディアンも装備でき、さらに肝心のマリーが斬り攻撃オンリーなため、どうにも使い勝手が悪い。 何気に属性付きなのもネック。 分類 剣 属性 光 斬り 100 突き 550 命中 20 備考 一品物 買値 - 売値 100000 特殊効果 - 装備者 スタン・ウッドロウ・マリー・ルーティ・リオン 入手方法 イ 助手のプレゼント:ジャンクハンター ▲ TOPなりきりダンジョンX 細身剣の一種。物理攻撃力+150、術攻撃力+100、詠唱速度+10で光属性を持つ。 AC.4408のナム孤島の店で3990ガルドで買える。 No. 117 分類 細身剣 物攻 150 物防 0 術攻 100 術防 0 詠唱 10 敏捷 0 幸運 0 属性 光 買値 3990 売値 1995 特殊効果 - 装備者 メル・妖剣系 入手方法 店 AC.4408ナム孤島 ▲ レイズ リオン用の☆4武器。 月閃虚崩を習得できる。 ▲ 関連リンク 関連品 セイントレイピア-表記ゆれ。エターニア以降はこちらの表記になる。 ▲ ネタ セントレイピア(英:St. Rapier)とは、「聖者のレイピア」という意味。 ▲
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アサシンアタックは一桁か会心、性能的には毒針り酷似してる。 -- 通りすがり (2009-11-15 01 46 43) アサシンアタックは相手のHPを丸ごと叩きますよ、ボス戦もそうなのかしら? -- めたぼ (2009-11-19 13 02 55) アサシンアタックでボスに数回攻撃した所、250程度ダメージでした。 -- 名無しさん (2009-11-28 01 06 36) ライバルに使われ、1000超えのダメージを喰らいました。因みに私は、バトマス99を使用しました。お陰で楽勝ムードが一転、危機に陥りました。 -- 名無しさん (2010-01-04 14 42 59) ↑対戦で使われると、脅威になるねぇ。一発逆転もあり得る。自軍のHPが高いほど益々脅威 -- 名無しさん (2010-01-04 16 52 53) 面白い武器。アサシンアタックの大ダメージ発生率は1/4か1/5かな?ライトニングデスは雷のみなのがありがたい。 -- 勇者しゃま (2010-02-16 23 54 10) 最近喰らったら、ダメージがキャラのHP分になってるみたいだけど、修正された?それとも弱・中・強の三段階ダメージ?上のほうのコメントだと、それほどダメージうけてる印象がないみたいなんだけど。 -- 名無しさん (2010-02-17 03 45 42) ライバルに使われ、1回目1000ダメ・2回目800ダメほどでした。こちらはlv40戦士でHP2800ほどです。 -- 名無しさん (2010-02-21 23 49 53) アサシンアタックや毒針の急所突きが成功した時に受けるダメージですが、喰らった主人公やモンスターのHP分のです。ただし、相性効果でチームのHPが上がっている場合、その上がった分の3分の1が上乗せされます。 -- 名無しさん (2010-02-22 00 00 40) ↑つづき 例えばバトマスチームに所属するナイトリッチがアサシンアタックの成功を喰らった場合、ナイトリッチ自身のHP825に加え、バトマスチーム相性でアップする360の3分の1=120が上乗せされたHP、つまり945のダメージを受けることになります。 -- 名無しさん (2010-02-22 00 01 11) ↑のさらにつづき だから、ある程度ターンが進んでいても、喰らったキャラのHP分減るので、HPの高いキャラが喰らうと一気に形勢逆転、ヘタしたら即終了もありえます。例えばレベル99のバトマスの場合、1100位あり、チーム相性でHPが上がっていたら+120の1220くらいものHPになります。残りHP1000位あれば1ターンくらい耐えられるだろう、と思っていたら一撃で昇天、ということもありえます・・・ -- 名無しさん (2010-02-22 00 09 44) WWSで唯一魔法職武器をスキャンして生み出される武器。ミスると悲惨なので、できれば一番最初にスキャンしておきたい。 -- 名無しさん (2010-02-22 09 48 20) 怖い時は仁王立ちで防御しましょう -- 名無しさん (2010-02-22 17 13 27) 前、魔物使い92Lvで行った時、この装備をしたライバルバトルマスターLv99が表れて、ライトニングデスでメタッピーが160でメイジキメラが151でスターキメラが156のダメージ受けました。試合結果?そのまま負けましたよ・・・(泣) -- 名無しさん (2010-03-01 16 21 40) アサシンをバトマスみのまもり300越えにしたら500でキープしたよ -- ヤマタノオロチ (2010-03-21 17 38 02) 戦士で行ったらアサシンで1454ダメージ確定。レベ99なので。 -- 伝説のしょぼ (2010-03-22 08 34 53) これが最も力を発揮するのが対戦で、おそらくもっとも使用されている、メタルキングの盾に効果絶大なレイピア -- 名無しさん (2010-04-02 08 28 43) 一回戦士lv99が急所にくらって1450ほど受けたな・・・ -- 名無しさん (2010-04-10 23 39 28) そういや魔王系にバトマスlv99でアサシンやってみたら280とかいつも出て普通な打撃っぽかったな・・・ -- 名無しさん (2010-04-10 23 42 46) ダッシュランにアサシンやってみたが2連続1桁、死神に482ダメそんなに喰らわないと思うが -- メタル (2010-04-11 09 43 11) 硬いモンスターをお供に、この武器の赤技を中心に戦うと案外効率が良いですよ。全く急所を突かなくても勇気はしっかりたまるので、とどめまで逃げることも出来るし。それから、メタルドラゴンに急所を突いた時、アナウンスは有耐性の時と一緒でした。 -- 御免ライダー (2010-04-13 01 47 26) メタキンのたてで、ガード出来た。 -- スーパーハンター (2010-04-17 11 48 55) ↑これメタルキングの盾でガード出来ましたっけ?会心の一撃じゃないから無理っぽいような…。 -- 勇者しゃま (2010-04-28 00 10 07) 1000ダメ食らい死んだ -- ゾーマンマ (2010-04-30 13 34 22) ↑×2バグかどうかは、分かりませんが、本当にガードできましたよ。 -- スーパーハンター (2010-05-01 10 47 35) アサシンアタックで急所に当たった際、耐性があるモンスターのHPを900以上減らしたにも関わらず、あまり効いていないぞとアナウンスが出ました。 -- 名無しさん (2010-05-11 17 45 34) アサシンアタック決まれば強い -- (名無しさん) 2010-08-01 18 52 50 ビクトリーのアケモードやってたらキングミミック出てきたのでアサシン3回当てたところ3回とも510ぐらいの「効果はばつぐんだぁ!」。これは運がよかっただけ?それともこれが普通なのか? -- (カケル) 2010-08-02 21 08 04 ↑合体モンスターとか魔王系など1体でしか登場しないモンスターの場合は急所効果が発動せず通常ダメージになるらしい。効果抜群はキングミミックが打撃弱点だから。 -- (名無しさん) 2010-08-07 19 04 02 何なんだこの解説?単騎魔王·大魔王·合体モンスター·単騎レジェンドヒーローのようなのに大ダメージとかおかしいだろ。例でもあるのか?ちなみにこっちはドルマゲス、ラプソーンに当てても毎回300行かない程度ではあるものの250~270だった。これが大ダメージだってのか? -- (名無しさん) 2010-08-09 03 32 27 ↑荒らしだな -- (名無しさん) 2010-08-09 21 59 50 ↑荒らしではないと思います。魔王・大魔王には大体300位しか行きません。 -- (名無しさん) 2010-08-12 21 48 31 1010ダメージいった。すげぇ -- (名無しさん) 2012-12-08 19 44 50
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アーティファクト/固定アーティファクト ★針妙丸のレイピア (2d7) (+15,+10) +2の修正 器用さ, スピード 対 *妖怪* 耐性 酸 麻痺知らず, 恐怖耐性, 永久光源(半径1) 発動 釣りをする いつでも レベル 30, 希少度 15, 1.0 kg, $50000 雑感 ユニーククラス「少名 針妙丸」が最初から持っている。 同名モンスターを倒すと50%でドロップするが、それまでに入手することも多いかもしれない。 序盤にあると嬉しい能力が色々付いている。 名前
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画像 動作 レイピアの上位版。 着地時 突き ⇒ 突き の2段 空中時 突き ⇒ 突き突き突き ⇒ 突き突き の3段6発 空中時にタイミングよく押すことで3突きのところから連続で2突きに持っていくことができる。 誘導はFLY依存の様子。 その他 空型のみ持てるだけあって下方への誘導はかなりのもの。 レビュー・コメント ↑無課金武器が課金武器の性能超えたら廃課金者から運営に苦情が行ってただろうね -- (名無しさん) 2009-11-05 14 40 48 ↑課金より強い無課金は多数存在するが、苦情は行ってないから大丈夫。 むしろ、最近はハズレの課金武器が多い気がする。カラミティとかカクテルとか・・・ -- (名無しさん) 2009-11-06 06 05 27 おそらく無課金の空戦用武器としてはトップクラスの総合攻撃力を誇る武器。 ただし、スカした時の隙が大きい上に判定が狭いので当たる筈がすり抜けた挙句互いの機体が当たって弾かれる事も。 くれぐれもアリーナでは使わないように。他で使う時も心持ち離れた距離で使うように。 -- (THANATOS) 2009-11-13 23 54 07 エスブレ→Dレイ→クリムAM2がそれなりに強い。 安定性を求めるならソード系→クリムだが・・・。 -- (名無しさん) 2009-12-27 03 31 19 対ハクメンにかなり使える ってかSTR5でSTR20の3WAYとダメージほとんど変わらなかった -- (名無しさん) 2010-05-16 22 55 59 ハクメンで長いコンボを特に空戦がやるのは、攻撃が避けられなくなるのでほぼ自殺行為 総合威力が低くてもこちらより3ウェイをお勧めする -- (名無しさん) 2010-05-17 02 48 08 ロンソ持つよりは良いし3WAYだけじゃ青で詰む 要は適材適所 ビット避けが必要な茶、赤、ラストは3WAY、それ以外はデュエルで大体安定する -- (名無しさん) 2010-05-17 12 03 02 攻撃避けられないと言ってもどうせバカスカ死ぬのはどれも同じ それにハクメンは予備動作が大きいから楽にビット回避が出来るはずだし 長いコンボが有効だというのも事実のはず -- (名無しさん) 2010-05-17 17 41 58 動作の長さはプレイし難さにも繋がるし無理にハクメンに持ち込む必要はない。 なんだかんだでハクメンは3wayとサブウェポンで何も考えず殴る方が早く片付く。 勿論課金品で強力なのあるならレイピアなんて持つ必要も無い。 -- (名無しさん) 2014-02-06 23 55 55 ↑ドヤ顔で4年近く前のコメにレスすんな。当時と今とじゃ状況なんて完全に別物なんだし -- (名無しさん) 2014-02-07 06 57 48 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ルーンレイピア(るーんれいぴあ) 概要 マイソロから登場した剣系の武器。 登場作品 + 目次 イノセンス TOWレディアントマイソロジー 関連リンク関連品 ネタ イノセンス スパーダ用の武器、双剣の一種。攻撃力+43。 ガラムの武具屋で1090ガルドで買える。 No 045 分類 双剣 攻撃力 43 ランク 3 買値 1090 売値 - 装備者 スパーダ 特殊効果1 - 特殊効果2 - アビリティ - 入手方法 店 ガラム・武具屋 ▲ TOWレディアントマイソロジー 分類 剣 備考 - 攻撃力 56 装備Lv. 71以上 買値 3910 売値 1955 装備者 戦士・剣士・忍者・魔法剣士 入手方法 店 アイリリー(ハード) ▲ 関連リンク 関連品 ルーンブレイド ネタ 名前は「ルーン文字のレイピア」という意味。 ▲
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『レイピアお姉さんと愉快な仲間達3』 19KB 愛で 日常模様 飼いゆ 姉妹 赤ゆ 捕食種 希少種 都会 現代 独自設定 六作目。HENTAI成分有り チートなゆっくりが登場します。苦手な方は退避を。HENTAI成分微弱に有り。 やあ、私はレイピアお姉さん。バリバリの制裁派だよ! 「お姉さん。このおちびちゃん達どうするみょん?」「こぼねー?」 前に買ってきてあげた飛行用すぃー『ばたふらい』に乗って浮かんでいるゆゆことみょんが言った。 「うー……あみゃみゃ……」「ちゃーちぇー……」 そして私の前には、餡子をがつがつと食べる未熟児の赤ふらんと赤れみりゃがいる。 この双子と出会ったのは、いまからだいたい三分前。久方ぶりのドゲス狩りから帰ってきたところだった。 「いや、二人ともご苦労様。それにしても、まさか帽子丸ごと貰えるなんて思わなかったわ」 「このくらいだと、六十万ぐらいにはなるみょんね。ウッハウハだみょん」「こーぼねー!」 『ゆらないか』の前で一緒に来ていた鬼威惨の車から降り、ホクホク顔で家に帰ってきたとき。 私の家の前に、何か湯気を立てる塊が一つ転がっていた。 「……ん? あれって……」「れみりゃみょん。死にたてみたいみょんね」「こぼこぼね、こぼこぼこぼねこぼこぼね」 それは頭部が無残にひしゃげて羽が穴だらけになったれみりゃの死骸だった。まだ死んで間もないようで暖かった。 「かわいそうに。供養してあげ……「ちょっと待ってみょん。何か動いてるみょん」 するとれみりゃのまむまむがもぞもぞと動き始め、中から出てきたのがこの子達だった、と言う訳だ。 「で、どうするんですかみょん?」「こぼね~?」 「……とりあえず、育てるしかないでしょうね。身体が弱い未熟児なんて買うブリーダーはいないだろうし」 「やっぱりですかみょん。お姉さん、未熟児を育てたことはあるんですかみょん?」 「無いッ!」 私はきっぱりと言い切った。ゆっくりを育てたのなんかみょんとゆゆこが初めてだ。文句あっか。 「……だったら、誰か頼りになりそうな人に聞いてみるといいと思いますみょん。ゆらないかにもう一度行きましょうみょん」 「うう……そうよね……」 私は赤れみりゃと赤ふらんをみょんとゆゆこに任せ、渋々自転車に乗り来た道を引き返していった。 頼りになりそうな人① 餡子ヨーグルトを食べていたブリーダーお兄さん 「ん? 未熟児ねぇ……そこまでのレベルだと厳しいと思うぞ?」 「どうして?」 「未熟児はとにかく片時も手が放せない。皮が弱いからケージにぶつかっただけでも怪我するし、免疫も弱いから死にやすい。 あんたはみょんがいるからまだ楽だろうが、ある程度育つまではケージに緩衝材を貼り付けて育てた方が良い」 「なるほどなるほど。流石は本職ねぇ。ありがと、参考になったわ」 「ん。ああ、あとれみりゃは『エレガント』とか『カリスマ』とか言ったら大体言うこと聞くから、そうやって躾けると楽」 頼りになりそうな人② カクテルを作っていたマスター 「飼う環境はブリーダーお兄さんに聞いたんだっけ? なら、俺は食べるものについて教えてやろう。 未熟児は餡子なんかの甘い物だけじゃ駄目なんだ。皮を強化するためにほんの少しの小麦粉……やっぱりゆっくりの皮が望ましいな。 あとがっつきすぎて喉に詰まらせることもあるから、餌はなるべく柔らかいペースト状にしてあげるといい。 ちょっと皮を分けてあげるから、磨り潰して中毒しない程度に食べさせてやって」 「ふんふん」 「ある程度育った後の育成方法は彼に聞きなよ。ほら、あの胴付きれてぃを連れてるイイ男だ。ゆっくり全般に凄く詳しい」 頼りになりそうな人③ れてぃを連れた鬼威惨 「未熟児か……」「くろまく~。みょんみたいに相棒として育てるの~?」 「あれ、私のみょんのこと知ってるの?」 「ここでは有名だ。相棒のみょんにも鎧を着せて剣術を教えているんだろ? あんたのところのみょんは鬼威惨達の間では『パラディンみょん』とか言われてるそうだ。知らなかったのか?」 「へぇ、そんな名前で呼ばれてるんだ? 後でからかってやろ」 「……で、未熟児、それも捕食種だったな? 病気になるとまずいから、なるべく清潔な環境で育てる。 まあこれは全てのゆっくりに共通して言えることだな。 それと相棒として育てるならちゃんと運動をさせておくことだ。生き餌でも使って身体能力を鍛えておいた方がいい」 「ふーん。参考になったわ。確かに、捕食種を相棒にってのもいいかもねー。みょんだけじゃ頭数が足りないのよ」 「あと、四匹分ともなると餌代が結構かさむからな、覚悟しておいた方が良い」 「ありがとう。えーと……」 「暗殺鬼威惨だ。蜘蛛鬼威惨とも呼ばれている。以後お見知りおきを、レイピアお姉さん」 「鬼威惨の相棒のれてぃよ。お姉さん、ゆっくり頑張ってね」 「……ただいまー」「お帰りなさいみょん。どうでしたかみょん?」 「結構いいアドバイスもらったわ。さあ、まずはこの子達のためにケージを改造しないとね」 今あるケージは、ベビーベッドのフェンスをそのまま金網に取っ替えたような、ハムスターのケージの天井を取り払ったようなものだ。 このままではれみりゃやふらんが危険なので、みょんの鎧を作ったときに余ったウレタン材をケージの内側に厚く取り付けた。 その上から清潔なタオルを敷き詰め、トイレのスペースに砂を入れ、寝るための家をウレタン材を切って作り準備完了。 「みょん、ゆゆこ。もしこの子達がケージから出ようとしたら戻してあげてね」「了解みょん」「こぼね」 赤れみりゃ達をころんとケージの中に入れ、少しの間反応を見る。何か不具合があったらいけないからだ。 「うー……うー……」「ゆっち……うー」 上手く鳴くことが出来ないようだが、とりあえず不満は無さそうだ。 私はホッと一息ついて、パソコンを立ち上げ小説の執筆を始めた。 「お姉さん、おちびちゃん達がお腹空かせてるみょん。餡子でいいみょん?」「ああ、ちょっと待って」 執筆しだして三十分ほどで、ケージの中を見ていたみょんがこっちに声をかけた。 それに慌てて返事をし、マスターからもらったゆっくりの皮を取り出した。 アドバイスに従って餡子と一緒によく磨り潰し、ペースト状になったられみりゃとふらんに与える。 「はい、お食べ」 「うー……」「あみゃあみゃ……」 二匹がじりじりとこちらに這ってきて、スプーンの上のペーストをがつがつと食べ始める。 「……ねぇ、もっと静かに食べたらさらにエレガントになるんじゃない?」 そう言うと、まずれみりゃが食べるのをぴたりと停め、もくもくと静かに食べ始めた。 れみりゃは『エレガント』『カリスマ』といった言葉に非常に弱い。 さらにふらんは幼少期は何かとれみりゃの真似をしようとするため、この方法で行くと二匹とも上手く躾られるのだ。 「うー……かいちゅあ……」「わぁちも……えりぇあんと……」 「……ん?」 このふらん、さっき自分のこと『わたし』って言わなかったか? ふらんの一人称は普通『ふらん』だったはずだ。 「未熟児だったから、多分言葉まで受け継がれてなかったんだと思いますみょん。ひょっとしたられみりゃもそうかもしれませんみょん」 「ってことは、将来『~だど』って話さないれみりゃが出来ると?」「まだわからないけど、可能性はありますみょん」 まぁ、その辺は胴付きになった頃にでも分かるだろう。そう結論づけて私は給餌を再開した。 それから一ヶ月間、私は子育ての苦労を嫌と言うほど味わった。 まず未熟児特有の脆弱さだ。 二時間何も食べないと餓死寸前になるため、片時も目が離せない。 外傷を負うことはケージのおかげで殆ど無かったが、羽が発達して高度十五センチほどを飛び始めた時はいつも冷や冷やしていた。 一度れみりゃの背中に切り傷が出来たときは絶叫してパニックになったほどだ。 大粒の飴玉ほどだった超未熟児のれみりゃたちが通常の子ゆっくり大に成長し皮が丈夫になるまで、私の心が安まるときはなかった。 さらに躾の難しさ。 食べ方やトイレは伝家の宝刀『エレガント』連呼で何とかなったが、人間と暮らしていくマナーを教えるのが何とも難しかった。 「人間の中には怖い人もいるから、あんまり話しかけちゃ駄目よ」 「うー? うー」「うー! あっちゃー!」 会話がうまく出来ないからうまく意思疎通が出来ないのだ。ゆゆこは躾が殆ど要らなかったからなぁ…… とりあえずこんな調子でマナーを教え込み、何とか理解したと分かるようになるまで私は何回も同じ事を教え続けた。 ずっと睡眠不足に悩まされた一ヶ月間だったが、一つ嬉しいことがあった。 「ままー!」「みゃみゃー!」 「……う……うえぇぇぇん! みょぉーん! ゆゆこー!」「ゆんゆん。おめでとうございますみょん」「こーぼーねー」 嗚呼お母さん、私はついに母親の喜びを知りました。まだ彼氏すらいないけど。 そして更に一ヶ月がたち、本格的な冬になってきた頃。 「うー! うー!」「わ、わたしもおねえさまとおなじくらいとべるんだから! うー!」 「はいはい、喧嘩しないの。それにしても、言葉遣いが綺麗にそのまま残ったわねぇ……」 ふらんは大分綺麗な発音でしゃべれるようになったが、一人称は結局『私』のままだった。 二匹は今胴無しで、成体と子ゆっくりの中間ほどのサイズだ。きっとまだまだ成長するだろう。 因みに今、二匹は私が考案したちょっとしたゲームをやっている。 暗殺鬼威惨のアドバイスで、二匹の運動として考案した物だ。 天井から糸でドーナツ等のお菓子を吊り下げ、それを二匹で奪い合うという物である。 部屋の中に危ない物は置いてないし、二匹ともすっかり丈夫になっているからこういう事も安心して出来るようになった。 「れ・み・り・あ・うー!」「あーん、またまけちゃった」 今回もれみりゃの勝利みたいだ。ふらんの方が力はずっと強いのだが、飛ぶ速度ではれみりゃに敵わない。 「じゃ、朝ご飯にしましょうか」 そう言って私が取り出したのは、ゆっくりショップで買ってきた捕食種餌・虐待用ゆっくり。その中でも特にゲスなのを厳選した。 「ふふ、ふらんだあああああああああああぁぁ!」「れみりゃもいるうぅううう! むっぎゅううううぅううう!」 でいぶともりけん(笑)が叫び声を上げ、透明な箱の中でじたばたと暴れ出した。 「GO!」 「「うー!」」 満面の笑みを浮かべたれみりゃとふらんがでいぶともりけんを捕まえ、端の方にかぷっと噛み付いた。 ――ちゅうぅぅぅぅううう…… 「「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛……」」 餡子を吸われ、でいぶともりけんの身体がどんどん縮み、干し柿のような形になっていく。 餡子をあらかた吸い終わると二匹はでいぶともりけんの皮をくるくると畳み、今度はクレープを食べるように端から食べ始めた。 まず両端から食べた後、最後に一番美味しい中枢餡が残った部分を食べるのが二匹の楽しみらしい。 「「ごちそうさまでした!」」 「はいはい。ところでふらん、ゲスゆっくりってどういうゆっくり?」 「うー! にんげんをせいっさいするとかいってるやつらだよ!」 「ふんふん。他には?」 「ほかのゆっくりやにんげんのいえでわるさをするゆっくりだよ! あと、おうちせんげんするやつもげすだよ!」 「大正解! ふらんは賢いなぁ。偉い偉い」 「うー……」 ふらんが顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。その恥ずかしさ半分照れ半分な表情がまたイイ。 こうして二匹にゆっくりの味とゲスの見分け方を教えていくのだ。駆除や虐待の相棒にするにはこうして育てた方がいいとのことだ。 「……お姉さん」「ん? どうしたの、みょん? そんな思い詰めたような声出し…て……」 すると、突如私とれみりゃたちがいた部屋のドアが開き、黒いリボンを付けた白い髪の美少女が入ってきた。 「私はようむになりましたみょん。……それと、胴付きになっちゃいましたみょん」 「……MAZIDE?」 私はそのまま数分間フリーズしていたが、やがて正気に戻り、一気にみょんに向かってまくし立てた。 「な、なんで? 何で胴付き化……いや、考えてみれば当然か。何でようむ化してるの!?」 みょんの胴付き化の条件は『剣術を極めること』。私の本気を受け流せるチートスペックなゆっくりになったのだ、それはまだ分かる。 が、一人称が『私』に代わり『半霊』を従える『ゆっくりようむ』になったという話は信じがたい。 都市伝説ながら、みょん種を飼っている物の永遠の夢とされているようむ化の実例が目の前にいるのだ。 「わかんないですみょん……朝起きたらこうなってたんですみょん。あの、それと……」 「そ、それに何?」 「……胴付きになったのは、私だけじゃないんですみょん」 ……ちょっと待て。今私の家にいるゆっくりは四匹。みょん……いや、ようむは既に報告してきている。 れみりゃ、ふらんはまだ胴付き化してない。と、いうことは…… 「お姉さん、ゆゆこも胴付きになったの~」 私の思考は、再びフリーズした。 ……あれ? なんか夢を見ていた気がするぞ? そうだ、みょんが胴付きようむになっててゆゆこも胴付きになってる夢だった。 本当だったら凄かったな。いや残念だよあっはっはっはっは…… 「お姉さん。現実を見てくださいみょん」「お姉さん、戻ってきて~」 「……あれ? みょんとゆゆこがまだ胴付きのままだぞ? みょんはようむになってるし。なんだここはまだ夢か」 「夢じゃないんですみょーん! いい加減目を覚ましてくださいみょーん!」 そう言ってようむが私のほっぺたを左右に引っ張った。 「あれ……? いひゃい……?」 「もしかしなくても現実ですみょん!」「これは重傷ねぇ……。ようむ、お水を汲んできてあげて」「わかりましたみょん」 パタパタとようむが部屋を出て行く。 「……うりゃ」「こぼねっ!?」 私が唐突に伸ばした手が、ゆゆこの私より大きな胸をむにゅっと掴んだ。 「……やっぱり! これは現実だ! いや、むしろ夢でもいい!」「そんな確かめ方やめてよ~!」 そう言ってゆゆこが自分を抱きかかえるように手を交差させる。いかん、鼻血でそう。 「お姉さん、お水ですみょん……って何してるんですみょん?」 水の入ったコップを持って入ってきたようむが白い目で私を見た。 ――ごーく、ごーく 「ぷはー! ……で、どうしてあんた達はそんな落ち着いてんのよ?」 「朝起きたら二人ともこうなってたのよ~」「それで二人でオタオタして、やっと落ち着いた後お姉さんの部屋に来たんですみょん」 ってことは、あのときパニックに陥ってたのは私一人だったという事か。恥ずかし―。 「……とりあえず、私たちも朝ご飯にしようか」 「それがいいですみょん」「そうね~。ゆゆこもお腹空いたわ~」 とりあえず食卓に上がり、適当にパンを焼いて朝食を作る。 ゆゆことようむは今まで通りゆっくりフードでもいいかと思ったが、何か人間にキャットフードを与えるようで嫌だったので三人分焼く。 「お、美味しいですみょん……」「こーぼね……」 二人は食パンのおいしさに愕然としていた。……そんな驚くほど美味しいかな、食パン。いや、ゆっくりフードが不味いのか? 「さーて、腹ごしらえもすんだし……それを何とかしなきゃね」 私はそう言ってようむの頭を指さした。 ようむは今緑色を基調とした服を着ている。正直言って兜が全く似合っていないのだ。このまま兜を脱いでも良いのだが…… 「兜を外すのは嫌ですみょん……。なんか落ち着きませんみょん」 ようむもそう言うので、今日からみょんの鎧を作ることにした。 いつものホームセンターに急行し、店員さんの妙な物を見るような視線に耐えつつ金属板やらゆっくり用品やらを購入。 さらに一人だけでは心許なかったので助っ人を呼び、私は家に辿り着いた。 「ところで、なんで俺が呼ばれたのか教えて貰えるか?」 「こういうの詳しそうだし、工作得意でしょう?」 「工作と言っても、俺はブービートラップ専門なんだがな……」 隣で何かをブツブツ言いつつ、助っ人の暗殺鬼威惨がようむの愛用していた飛行用すぃー『ばたふらい』をノコギリで分解していく。 「すぃーは小さな欠片でも触れているゆっくりの意志に従って動こうとする。つまりすぃーは駆動機関さえあれば一応稼働する」 「へぇー……そういえば、すぃーって一体何なの?」 「さぁな。胴付きゆっくりの胴体と似たような物らしい。加工所ではゆっくりの皮やうーぱっくを加工して作っていると聞いた」 「自然界では?」 「ゆっくりの身体から発生すると聞いたことがある。真相は未だ謎だがな」 分断されたばたふらいを更に削ったり穴を開けたり特殊な捻子で止めたりした後、それを置いて今度は普通の車型すぃーを切り始めた。 私はその横でようむの寸法を測って簡単に完成図を書き、薄いアルミ板をちまちまと切ったり曲げたりして組み立てる。 正直言って、兜の時より数段難しい。ほんのちょっとずれただけで不格好になってしまう。作業はこれ以上ないくらい慎重に行った。 上半身部分が半分ほどできた頃にはもう日が暮れていたので、作業はここで中断してまた明日、という事になった。 「お姉さん、晩ご飯まだー?」「うー!」「わたしもおなかすいたー!」 買ってきていたゆゆこ種用の扇子でれみりゃ達とくるくる踊っていたゆゆこが私の方にやってきた。 「ああ、ちょっと待ってて。今作るから」「私もお手伝いしますみょん」 ようむがそう言って私の方に寄ってきた。 「ああ、ならお願いできる? ……手とか切らないでよ?」「大丈夫ですみょん。多分」 結局刃物や火を使うのは私がやり、ようむにはポテトサラダやれみりゃたちのご飯のゆっくりの設置とかを手伝ってもらった。 「しかし、今日は信じられないことばかりだったわ……」 「それは私も同じ事ですみょん。ねぇゆゆこ様」「そうねー。二人いっぺんに胴付きになるなんて滅多にないわよねぇ」 「やべでええええぇえぇぇぇぇっ!! だずげでぇぇぇええええ!」「わがらないよおおおぉぉおおおおおおおおお!」 れみりゃとふらんがご飯のゆっくりの中身を吸っているその隣で、私たちはほのぼのと会話をしていた。 二日目。午前九時頃、暗殺鬼威惨とれてぃが家にやってきた。 「れてぃもお手伝いに来たわ~。よろしくね、お姉さん」 「ありがとう。……でも、ゆっくりに刃物持たせて怪我したりしないの?」 「あんたが言う事じゃないと思うがな。それにこいつの皮の丈夫さは尋常じゃない。前に包丁で指切った時も殆ど切れてなかった」 早速れてぃを加えて三人で鎧を作り始めた。 分解・改造され、タイヤを倒したような形の羽がある部分だけが残ったばたふらいを、鬼威惨が鎧の背中部分に取り付けた。 鬼威惨が言うには訓練次第で飛行が可能になるらしい。 更にそれだけでは味気ないので、白い布をそれらしく張った上からこれまた白い羽を貼り付け、天使の羽っぽくした。 「おお、うまいもんねえ」「それほどでもない」 更にブーツ部分を薄い金属板と安い人工皮革で作り、その靴底の真ん中に縦に分断した車型すぃーをはめ込んだ。 腕部分も同じように皮と金属板で作り、ついに全身分の鎧が完成した。 「できた……」「完成だ……」「くろまく……」 通販で売りに出せそうな出来栄えのそれをうっとりと眺めた後、早速ようむを呼んできて着てもらった。 「みょ、ちょっと重いですみょん」 ふむ、やはり面積が増えた分重いか。やっぱ訓練がいるかな。 「ちょっと飛んでみろ。背中にばたふらいを取り付けてある」「ゆーきゃんふらーい! ゆーきゃんふらーい!」 鬼威惨とれてぃがみょんに飛ぶように促す。 「や、やってみますみょん……お、お空を飛んでるみょん!」 みょんの背中でセミの羽のように畳まれた翼がガションと展開し、ようむが一気に天井近くまで飛び上がった。 「よし、ばたふらいは正常に動くな。次、ローラースケートを試してみろ。足についてる」 言われるままにようむが着地すると、今度は足に付けたすぃーの車輪が動き始め、 「ゆべっ!?」 ……ようむの上半身だけが取り残され、まるでバナナの皮を踏んだようにひっくり返った。 「ちょ、ようむ、大丈夫!?」「姿勢を低くして体重を前にかけろ」「……鬼威惨、『大丈夫?』くらいあってもいいと思うわ……」 気を取り直してもう一度チャレンジすると、今度は綺麗に、かなりのスピードで前に進むことが出来た。 「不具合があったら電話してくれ。それじゃあ、俺はこれで」「ありがとう鬼威惨。今度一緒に駆除に行きましょ」 暗殺鬼威惨とれてぃを見送って、私はそのまま武器と盾の作成に入った。 胴無しの時頬に付けていた物では小さすぎるため、新しく盾を作って半霊の方に付ける。 レイピアは胴無しの時に作った物が一本あったが、それでは少し短いためもう一本私のお下がりを渡した。 私が今使っている大きな針のような物とは違う細身の剣のような形状で、名前は確か『白き雷光(ホワイトボルト)』だっけ。 「は、はくろーけんとろーかんけんが揃ったみょん! お姉さんありがとうございますみょん!」とみょんは喜んでいた。 二刀流か……悪くないなぁ。私もやってみようか。 「よし、じゃあようむ、ちょっと手でレイピア振ってみ?」「みょ? ……みょっ!」 ひゅひゅんっ!! 「お、良い感じ良い感じ。次、連続刺突」「みょみょみょみょっ!」 みょんが二本のレイピアを高速で前に突き出す。何となくどっかの三刀流の牛の針を思い出した。二本だけどさ。 「おー、完璧じゃーん。良かった、また剣術教え直さなくて」「舌と同じようにやったらうまくいきましたみょん!」 同じ事を教えずに済んで安堵する私の横で、ようむは得意そうに胸を張った。 「れ・み・り・あ・うー……Zzz」「うー……」「うふふ、よしよし」 ようむの鎧を脱がせ、器具を片付けてれみりゃたちのいる部屋に入ると、ゆゆこが膝の上に二匹を乗せてた。何これ可愛い。 「ゆゆこ、ありがとね、二匹の面倒見てもらって」「気にしないで~」 そう言ってゆゆこがれみりゃたちに頬ずりした。あ、ヤバイ鼻血出る。 「も、もうすぐご飯にするから、ゆ、ゆっくりのセッティングお願い」「わかったわ~」 私は台所の方に戻り、ようむと一緒に料理を再開した。 ――とんとんとんとん 「ようむー、付け合わせのマッシュポテトお願い。はい」「了解みょん」 今日の晩ご飯はハンバーグの予定だ。人数が増えたから作るのが大変。 「ごちそうさまでした。……よいしょ」「お姉さん、食べてすぐ寝ると牛になるわよ?」「私は一向に構わん! むしろ本望だ!」 食べ終わった後はゆゆこの膝枕を堪能する。一回やってみたかったんだわ、これ。 「よしよし、早くあんた達も胴付きになりなさいよー」 「「うー!」」 そう言って膝枕体勢のままれみりゃとふらんを撫でる。 「あー……それにしてもゆゆこの膝は気持ちいいなぁ……Zzz」「あらら、寝ちゃったわ」「毛布持ってきますみょん」 すべすべした感触になんだかぽわーっとした気分になり、私の意識は夢の世界へと旅だった。 次目覚めたとき、私には毛布が掛けられていた。 どうやらようむが掛けてくれたらしい。うう、こんな良い子に育って…… 「お姉さん、現実を見るみょん。昨日早く胴付きになれって言ったときからフラグが立ってたんだみょん」 「ショックだろうけど、私たちがついてるわ、お姉さん」 「エ、ナンノコト? ヨクワカラナイヨ、ウフフフフ。アハハハハ」 私の目の前には、 「お、お姉さん、しっかりして!」 「落ち着きなさい、ふらん。時間がたてば元に戻るわよ、多分」 オロオロする胴付きふらんと、何か凄いカリスマが溢れ出ている胴付きれみりゃの姿が、あった? ○ 今まで書いた物 レイピアお姉さんと愉快な仲間達 レイピアお姉さんと愉快な仲間達2 ゆリーダー日記 暗殺鬼威惨 ぱちゅりーとこぁ
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『レイピアお姉さんと愉快な仲間達2』 16KB 愛で 制裁 ギャグ パロディ 戦闘 飼いゆ 野良ゆ ゲス 都会 現代 二作目。連投です。感想などいただけたら嬉しいです。 *注意事項 基本愛で。虐待成分薄めです。ある超有名キャラが登場します。 D.O氏作『ワンス・アポンナ・タイム・イン・ニジウラシティ』の登場人物、設定などを使わせていただいています。 D.O氏に多大な感謝を。 一日目12 30 「おきゃーしゃん! あしょこにへんにゃゆっくりがいりゅよ!」 「ゆ? ……ああ、あれはもともとみょんだったんだよ。あたまがゆっくりしすぎちゃったからあんなかっこうしてるんだよ」 「「「しょーなにょ? おお、あわりぇあわりぇ!」」」 ビキビキとみょんのこめかみに青筋が走る。 「……(こいつら今すぐ蜂さんの巣にしてやりたいみょん……。けどだめだみょん。お姉さんに言われてるみょん)」 一日目17 00 「おちびちゃん! れみりゃがおきるまえにゆっくりしないでおうちにかえろーね!」 「「「ゆー!」」」 「ゆ? なんであいちゅはれみりゃがくるのにまだかえりゃないの? ばかにゃの?」 「ゆ? ……ああ、あのだんごむしさんみたいなゆっくりのこと? あんなくずのかんがえてることなんてわかんないよ!」 ビキィッ! 「……みょ……(お姉さんの作ってくれた鎧がダンゴムシ? そんなに地獄に行きたいみょん?)」 みょんが側に立てかけられたレイピアに舌を伸ばそうとした、その瞬間だった。 「みっともねー真似はよせみょん」 声が聞こえた方を向くと、そこいたのは間接的に舌で剣を扱うことを教えてくれた古傷だらけのみょんだった。 「隣いいみょん?」 「……どうぞみょん」 古傷みょんがみょんの隣に座り、ゆっくりとみょんの方に向き直った。 「……あんなバカの言うこと気にするこた無いみょん。あいつら、ただ自分たちと違うからバカにしてるだけだみょん」 「……でも、やっぱり腹が立つんだみょん」 「まあ、気持ちはわかるみょん。……ところで、めーりんって知ってるみょん?」 古傷みょんに訊かれ、みょんはブリーダーに教わった知識を思い浮かべた。 「お昼寝が大好きで、『じゃおん』としかしゃべれないけど、力持ちで優しい……じゃなかったみょんか?」 「そうだみょん。でも実はみょん達もめーりんと普通にお話しすることが出来るみょん。でも『じゃおん』としかしゃべれないと思い込んでいる通常種の殆どはお話しする事が出来ないみょん。だからめーりんたちはそんなバカなゆっくりに『くずめーりん』って言われていじめられることが多いみょん。でもめーりんたちは滅多に怒ろうとはしないみょん。何でだと思うみょん?」 「みょ……?」 「『自分たちはクズじゃない』ってよく知ってるからだみょん。 他の誰が信じなくても、自分がそれを信じてれば何言われたって気にもならないし、逆に言ってる方が馬鹿に見えてくるみょん。だから気にすることないみょん。その鎧のかっこよさが解らないあいつ等が馬鹿なんだみょん」 「みょ、みょん……」 「ま、しっかり考えろみょん。……お姉さんにはみょんがいたことは秘密だみょん。これ以上借りを作ると困るみょん」 それだけ言うと、古傷みょんは向かい側の裏道へと入っていった。 「おーい、みょん。今日はもう良いわよ……って、さっきまで誰かいた?」 みょんは咄嗟に首を横に振り、家の中へと入っていった。 「どうしたの? 食欲無いみたいだったけど、大丈夫?」 「こぼね~?」 「だいじょうぶだみょん。……お休みみょん」 寝床のクッションの中で、みょんはひたすら古傷みょんの言葉について考えていた。 「みょんは騎士……? 本当に騎士って言えるみょん? ……みょんはゆゆこさまも、おねーさんも、この家も大切だみょん。みょんは守れるみょん?」 『他の誰が信じなくても、自分が『そうなんだ』って信じれば何言われたって気にもならないし、逆に言ってる方が馬鹿に見えてくるみょん』 古傷みょんの言葉がみょんの頭の中に浮かび上がる。 「……そうだみょん。こんな簡単なことで悩むなんて、みょんが馬鹿だったみょん。 みょんは騎士だみょん。守れるかどうかじゃないみょん。 騎士は大切な物を命を賭けて守るんだみょん。」 このとき、みょんの中で何かが変わった。 二日目9 00 そこにいたのは、もはや昨日と同じゆっくりではなかった。 苦労と努力の末に壁を一つ破った、本物の騎士だった。 「ゆゆ! きょうもまたあのばかがいるよ! ばかはゆっくりしんでね! ばーかばーか!」 「「「ばーきゃ、ばーきゃ!」」」 野良のゆっくり達がみょんに侮蔑の言葉を投げかけるが、みょんはそちらをじっ、と見ただけだった。 「……(確かに、なんかこいつ等の方が馬鹿みたいに見えてきたみょん)」 二日目12 00 「みょ~ん、アイス食べる?」 「いただきますみょん。イチゴがいいですみょん」 家の中にみょんが入ろうとしたが、そこに招かれざる饅頭が五つほど入り込んだ。 「ゆゆ! くそにんげんはとっととあm」 「ここをまりさとれいむのゆっくりぷr」 「「「あまあまよこちt」」」 しゅしゅしゅしゅしゅ! 最後まで言い終わることなく、五匹はみょんの連続刺突によって絶命した。中枢に空いた穴から少しだけ餡子が流れ出た。 「おー、すっごーい。ぱちぱちぱち……」 「みょ、おねーさんには敵いませんみょん」 顔にちょっとだけ付いた返り餡を拭ってやると、みょんは嬉しそうに笑って皿の上のアイスを食べ始めた。 三日目9 00 今日はお姉さんはお出かけである。 「今晩プレゼントがあるの。期待しといてね」とお姉さんに言われて、みょんは少しだけ夜が来るのを楽しみにしていた。 そんな時だった。 「……ゆゆ、あいつなのぜ? れいむとまりさとおちびちゃんをころしたのは」 「そうなんだねー。おうちに入り込んだところをころされちゃったんだねー。わかってねー」 昨日古傷みょんが入っていった向かい側の裏道で、まりさとちぇんが会話していた。 わかるとは思うが、この二人まごう事なきゲスである。 「みんな、まりさがなんとかしてみょんにおぼうしをぬがせるから、みょんがおぼうしをとったらいしをなげてね!」 『ゆっくりりかいしたよ!』 裏道の中から、二十ほどのゆっくりの声が響いた。 「馬鹿らしいみょん」 みょんがため息をつくと、さっきのまりさがぼてぼてとこちらに跳ねてきた。 「ゆぷぷ! なにかぶってるの? そんなおぼうしかぶっててはずかしくないの? ばかなの?」 「……(うっぜぇみょん)」 みょんが何の反応も返さないことにまりさが不満げな表情になるが、すぐに気を取り直してふたたびみょんを罵倒し始める。 「おい、なんとかいえこのだんごむし!」 「……(いもむしに言われたかねーみょん)」 「まりさをむしするとはいいどきょうだね! いまのうちにあやまればゆるしてあげなくもないよ? ゆぷぷ!」 「……(そりゃこっちのセリフだみょん)」 「なんでへんじしないの? ばかなの? まりさのことば、りかいできる?」 「……(理解できることを今ほど後悔したことはね―みょん)」 そのまま五分ほど無視され続けたところで、ついにまりさの堪忍袋の緒が切れた。 「ゆぎいいいいいぃぃぃぃ! ぶじずるなあああああっ!」 愚かなことに自分の言ったことも忘れ、高々と飛び上がってみょんを潰そうとする。 「馬鹿らしいみょん」 みょんは慌てず騒がず左にひょいとずれ、まりさの踏みつけを躱した。 どちゃっ! まりさが地面と熱烈なキスを交わす。 「~~~~ッ!!」 声にならない悲鳴を上げながらのたうち回るまりさに向けて、みょんがレイピアを振り上げた。 「むきゅきゅ、そこまでよ!」 裏道から何とも不快な声が響き、薄汚れたぱちゅりーが姿を現した。 するとまりさが何かを喚きながらぱちゅりーの方へと跳ねていく。 「いままりさをころそうとしたわね! 殺ゆん未遂はせいっさいっよ!」 『せいっさいっ! せいっさいっ!』 他のゆっくり達もぱちゅりーの言葉に賛同する。 みょんの表情が曇った。 まりさはリンチのための口実を作るために、みょんに返り討ちにされるためにこいつ等に煽り立てられていたのだ。 (……まずいみょん。向こうにみょんを制裁する理由を作られたみょん) それに気付いたときには既に遅く、十数匹のゆっくり達が枝やフォークなどの尖った物を咥えてこちらににじり寄って来ていた。 「みょ……それ以上来るなら、遠慮無く斬らせて貰うみょん!」 ついに真正面から闘う覚悟を決めたみょんが、レイピアで先頭にいたちぇんを指す。 「げらげらげら、そんなほそいえだでちぇんたちをきるとかありえないんだねーわかれよ……ゆ゛っ!」 レイピアが一撃でちぇんの中枢チョコを貫き、ちぇんの生命活動を停止させた。 「ゆ? ちぇん、いったいどうしゆ゛げっ!」 「い、いったいなにをしゆ゛ぎゃっ!」 そのまま素早く二連続で突きを繰り出し、瞬く間に三人のゆっくりを屠った。 「ゆっくりしないでしねえぇぇっ!」 「んほおおおおおおぉぉぉっ!」 飛びかかってきたありすの両目を横一文字に切り裂き、枝で武装していたれいむを蜂の巣にした。 「ゆっくりいしをなげるよ! ゆーっ!」 三匹ほどが石を吐き出してくるが、全て兜にぶつかって弾かれた。 「どぼじであだらないいのおおおおおおぉ!??」 「よく狙って撃たないからだみょん。顔を狙えみょん。まあ狙っても盾があるけどみょん」 「むっきゅっきゅ、全くね……げふっ、げふっ」 背後から突然聞こえてきた声に、みょんが慌てて振り返る。 「むきゅ……。安心して。げふ、ぱちぇはまりさファミリーの一人よ…げふっ、げふぅ!」 そこにいたのは、体中に醜い傷を負ったぱちゅりーだった。 カラフルなビー玉を飴玉のように舌で弄びつつ、じっとゲスゆっくり達を見ている。 「……ときどきお水さんを汲みに来るゆっくりの仲間みょん?」 見たことのないゆっくりを前に、警戒を解かずにみょんが聞いた。 「ええ、そうよ。……あなたたち、ここの人間さんにぱちぇたちはお世話になってるの。だから……」 「うるさいのぜっ! おまえもせいっさいっしてやるのぜっ!」 さっき地面に顔面から落下したまりさが再びこちらに向かってくる。 「むっきゅっきゅ……飛んで火に入る夏の虫ね。……げふぅっ!」 ぱちゅりーが一際大きな咳をして、ビー玉をまりさの顔面に向かって飛ばした。 ぼしゅっ! 「ゆぎっ!?」 ばしっ! 「むぎゃ!?」 ビー玉はまりさの顔面を貫通し、そのままゲスぱちゅりーの中枢餡に深く深くめり込んだ。 「む゛、む゛ぎゃぎゃぎゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃっきゃ」 狂ったぱちゅりーがケタケタと笑い声を上げる。 「すげえみょん。ぱちゅりーが敵じゃなくて良かったみょん」 「光栄ね……げふ、げふ」 そこから後は一方的だった。 みょんのレイピアが動揺するゆっくり達を穴だらけにし、ぱちゅりーの吐き出すビー玉が逃げようとするゆっくりの半分ほどを撃ち抜いた。 「……何これ?」 家に帰ってきたお姉さんが見た物は、二十数匹ほどのゆっくりの残骸と、それを道の片側に寄せるみょんと見知らぬぱちゅりーの姿だった。 「……で、そこのぱちゅりーと一緒にゲス共を撃退したと。最初のまりさを無視したのは偉かったわね、みょん。それにぱちゅりーも、ありがとう。あなたたちには助けられてばっかね」 とりあえず残骸を洗い流した後、庭で事情を聞いたお姉さんが餡やクリームやチョコに塗れた二匹の頭を撫でる。 ちなみにゆゆこだが、大立ち回りが繰り広げられている中でお昼寝中だったらしい。 「こーぼね」 「ゆっくりしていってね。……むきゅ? あなた、たしか前に市場に来てたわよね?」 庭に降りて挨拶したゆゆこを恐れる素振りを見せずにぱちゅりーが言った。 「市場?」 私がぱちゅりーに聞くと、ぱちゅりーはゴホゴホと咳き込みながら答えてくれた。 「おちびちゃんを生ごみと引き替えに貰ったり……げふっ! それを捕食種にお花さんやあまあまと交換して貰うのよ」 ゆん身売買!? と驚いたが、慢性的な食糧不足のくせに子供を作りすぎて餓死したりするのがゆっくりだ。いらない子供を売って食料を貰おうとするのも、考えてみれば当然の流れなのだろう。 「ほんとにあんた達も大変ねぇ……ん? ひょっとして、小麦粉やら砂糖やらも売ったりするの? 前にねだられたんだけど」 「むきゅ!? ど、どうしてそれを……げふ、げふげふげふうっ!」 一般人には余り知られていないが、砂糖や小麦粉はゆっくりにとって麻薬である。 小麦粉は摂取し続けると身体の芯まで皮だけになって死亡し、砂糖を摂取し続けると甘い物しか食べられなくなり餓死する。 え? 何故私が知ってるか? 虐殺お姉さんですから。 「ま、野良ゆっくりは明日命があるかも怪しいもんだしねえ。目先の快楽を味わって楽に死にたいってのも多いんでしょうねぇ」 「むきゅ、そ、そうなのよ! 需要があるから商売が成り立つのよ!」 ぱちゅりーが慌てて弁解する。 「ま、買う方も買う方で理解して買ってるんなら別に良いんじゃない?」 「む、むきゅ、そうよね……げふ、げふっ!」 「そんなことよりおねーさん、お土産って何なんですみょん?」 話題を転換しようと、みょんがお姉さんに話を振った。 「お、よくぞ聞いてくれました! ……これよ!」 そう言って、持っていた紙袋の中から飾り気のない箱を取り出す。 「げふ、げふ……箱さん?」 「中身は何ですみょん?」 お姉さんがにやりと笑い、中から銀色の板のような物を取り出した。 上から見ると丁度アイスの棒のような形で、大きさは勉強机ぐらい。 両側に丸い大きな板が取り付けられ、大きな虫眼鏡が二つ突き出ているような形になっている。 また真ん中の板は縁が少し高くなっていて、底部にはゴムのような素材が張られている。 「げふ、げふっ……何これ」 「これ何ですみょん?」 「ふふふ、これはね……」 お姉さんがこれを手に入れた時の話をし始めた。 時間は今日の朝9時頃に遡る。 お姉さんの家から徒歩で二十分ほどの距離にその店はある。 BAR『ゆらないか』虐待派の人間の溜まり場で、ゆっくり料理も出してくれる。店名は『ゆっくり』と『殺らないか』をかけているそうだ。が、別にゆっくりを客の目の前で虐待したり料理したりする訳ではないため、普通の一般人にも人気が高い。 チリリン…… 小さすぎず大きすぎずの音量でドアベルが鳴り、お姉さんがガランとした店の中に入り込んだ。 「やっほー、マスター。元気してた?」 「レイピアお姉さんじゃないか。俺はいつでもビンビンに元気だよ」 「おや、お姉さんじゃないか。ゆゆことみょんは元気かい?」 『レイピアお姉さん』とは、私につけられた愛称である。自分で言うのも何だが結構有名だ。 レイピアなどの『刺す武器』はゆっくりを虐殺するのには向いていない。 ゆっくりは中枢を刺されない限り、木の枝を十本刺しても生きている程刺し傷に強い。 そのため私のような武器を使うお姉さんは珍しいのだ。 そしてこのがっしりした体つきの人はここのマスター。通称ハンマー鬼威惨。ガチホモで有名な私の虐殺仲間である。 隣にいるのはゆうぎちゃん。お兄さんの飼いゆっくりで、店員兼虐殺パートナー。背は私とほぼ同じ。体格はむしろ私より良い。 昔は野生だったらしいがマスターのハンマーさばきに惚れ込んで飼いゆっくりにしてもらったらしい。 「お酒……は昼だしやめとくかい?」 「うん。とりあえず餡子ヨーグルト頂戴」 OK、と言ってマスターが加工所産の餡子を取り出しガラスの器に盛ったヨーグルトの上に乗せ、カウンターに置く。 この店では、ゆっくり料理は基本的に加工されたゆっくりを使う。愛で派や一般客への配慮だ。 「はい、どうぞ。……で、こんな時間に来るなんて珍しいね。待ち合わせかい?」 「うん。盆ちゃんと」 餡子ヨーグルトを食べながらそう答えると、店のドアがバァン! と勢いよく開けられた。 「ご機嫌ようっ! 最近ドゥー?」 そういって片足で滑るように入ってきた長身の男は、私のもう一人の虐殺仲間、白鳥盆暮、通称盆ちゃんである。 彼は元射撃の金メダリストで、今は引退してゆ虐を楽しんでいる。得物はウィンチェスターM70(※)。盆ちゃんはちゃんと免許を持っているから触法行為ではない。 「お姉さん、お久しぶりねぃっ! あ、マスター、あちしいつもの!」 マスターがはいはい、と苦笑いとして、手早くパフェを作ってゆうぎに冷蔵庫から持ってこさせたタコ肉をトッピングする。 「はい、『タコパフェ』お待ち」 「ひゃっはー! タコパだァー!」 一心不乱にタコ入りのパフェを食べる盆ちゃんを、お姉さんとマスターが呆れたような顔で見つめていた。 「で、こんな時間に待ち合わせしたのはなんでだい?」 「お姉さんに渡したい物があったのよう」 そういって盆ちゃんが手にしていた紙袋から飾り気のない真っ白な箱を取り出した。 そして中から板の組み合わさったような物体を取り出す。 「なんだい、そりゃ?」 「がーはっはっは! これは『ばたふらい』って言うのよーう! 一言で言うなら空飛ぶすぃーよう!」 「へえぇ……。箒型のは見たことあるけど、こんな形状のは珍しいな。なんで他のゆっくりショップじゃ見ないんだ?」 「これはその箒型すぃーをヒントにして胴なしゆっくり用に開発されたらしいんだけどぅ~~。間違って危険な場所や他の家の敷地に行きかねないって事で開発は中止になったのよ~う。これは加工所の職員やってるダチから貰ったのよう」 「で、それをうちのみょんのために譲って貰おうって訳」 「え? 危険なんじゃないの?」 マスターがぽかんとした表情になるが、私はそれに笑いながら答えた。 「盆ちゃんの友達によるとね、実験して落っこちたのはろくに練習をしてないゆっくりだけだったんだって。うちのみょんなら大丈夫よ。布団の上ででも練習させればいいし。」 「ふうん……自信満々だねぇ」 「それに、みょんは持久力はあってもスピードは遅いからね。元々はそれを補うために盆ちゃんにすぃーを頼んだのよ。まさか飛行用のものがあるとは思ってなかったけどね」 マスターは納得したような表情を浮かべた。 「……そういえば聞いてくれよ、そろそろこの店を改築しようと思ってるんだ」 「へぇ、拡大したりするの?」 「うん、それでさ、従業員にもう少し胴付きゆっくりを雇おうと思うんだ」 「胴付きをぉ? 何処に住まわせるのよーう? マスターの家は狭いアパートでしょう?」 「うん、そこが悩みの種なんだ……」 そのままだらだらと雑談が始まり、結局お姉さんが帰ってきたのは午後三時頃だった。 「……という訳よ!」 「みょ……これで、みょんもお空を飛べるんですかみょん?」 「人間さんって、凄い物を作るのね……げふげふっ!」 「ということで、これから特訓よ! 飛べるようになりたいかーあ!」 「みょーん!」 「むきゅ……お邪魔しちゃ悪いし、ぱちぇはもうおいとまするわ。げふげふ」 その後ぱちゅりーに喉飴をあげてお見送りし、私とみょんの猛特訓の日々が再び始まることになった。 (※)ウィンチェスターM70:昔ウィンチェスター社が開発した狩猟用・狙撃用ライフル。 大量生産を始めた1964年以降の物は品質がガタ落ちしているが、盆ちゃんの物はそれ以前に作られた高品質な物である。 何故そんな物を持ってるかはまた後で説明することになると思います……続けば。 ゆゆこが空気でした。存在感をもっと出したいなぁ……。 盆ちゃんとマスター、元ネタはおわかりかと思います。二人とも好きなので出してみました。 餡子ヨーグルトは本当に美味しいそうです。やったこと無いですがw 感想をくださった方々に感謝を。 みょんのリボンを兜飾りのように結ぶ、というのも考えましたが、兜を外す度にいちいち付け替えなくてはならなくなるし、みょん自体そこまで気にしなくなった、という事で無しになりました。
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武器ランクB 1H両 必要筋力8 命中+2 威力表20 追加D+3 c値10 セレクター技能効果 『エコーオブソード』(バトル中1回) この武器での攻撃が相手に命中した時、剣同士の共鳴を起こし同じ対象に任意の別の武器での攻撃を発生させる。 この時命中判定は発生せず、自動的に命中したものとして即座にダメージ判定を行う。 魔剣一覧へ
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セイントレイピア(せいんとれいぴあ) 概要 エターニアから登場した剣系の武器。 ファンタジアに登場したものは「セントレイピア」である。 登場作品 + 目次 エターニア シンフォニアカスタマイズ イノセンス レイズセイントレイピア(レイス) セイントレイピア(ロイド) 関連リンク関連品表記揺れ ネタ エターニア 剣の一種。斬り攻撃力+100、突き攻撃力+200でレイス専用。 レイスが装備している物だけの一品物。 分類 剣 属性 物 斬り 100 突き 200 命中 0 備考 一品物売却不可 買値 - 売値 - 特殊効果 - 装備者 レイス 入手方法 他 レイス初期装備 ▲ シンフォニア 突き攻撃専用の聖なる細身の剣 ロイド用の武器、二刀の一種。斬り攻撃力+410、突き攻撃力+440で光属性を持つ。 トイズバレー鉱山で拾える。 カスタマイズではワジールレイピアのベースになる。 分類 二刀 属性 光 斬り攻撃力 410 特殊効果 - 突き攻撃力 440 買値 - 売値 2200 装備者 ロイド 入手方法 拾 トイズバレー鉱山 カスタマイズ 素材1 素材2 素材3 素材4 完成品 セイントレイピア×1 謎の布×1 ミスリル×1 人魚の涙×1 ワジールレイピア ▲ イノセンス スパーダ用の武器、双剣の一種。 攻撃力+30で光属性を持ち、戦闘中、自動でTPが回復する。 Rank4~7のギルド管轄区域で拾える。 No 053 分類 双剣 攻撃力 30 ランク 5 買値 - 売値 - 装備者 スパーダ 特殊効果1 光属性 特殊効果2 - アビリティ リラックス 入手方法 拾 ギルド管轄区域(ランク:4~7)ギルド管轄区域 立入禁止区域(1~50) ▲ レイズ セイントレイピア(レイス) レイス用の☆3武器。 残翼閃を習得できる。 セイントレイピア(ロイド) ロイド用の☆3武器。 散沙雨を習得できる。 ▲ 関連リンク 関連品 アイテム:セイントレイピア (ND2) 表記揺れ セントレイピア (P・初D) ▲ ネタ セイントレイピア(英:saint rapier)とは、「聖者のレイピア」という意味。 ▲
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ドクロマークはカッコイイ -- (タゴサック) 2009-03-18 16 51 31 ロボ購入時の初期手持ち装備にはスロットが無い。 この武器も例外ではないため、スロット有りの物を入手することはできない。 まぁ、あっても困るのだが。 -- (名無しさん) 2009-04-14 16 11 42 空中からの滅多突きではデュエルレイピアと同等かそれ以上のダメージを与える事が出来る コストの低さを考えれば欠点はその攻撃時間の長さゆえの隙の大きさ位なもの ただし現状レイピア系自体が今一歩なので日の目を見るのは当分先か -- (名無しさん) 2009-04-16 11 26 59 ブルームメリアには当然ブルームレイピア(slot0)が付属する。 そしてパーツショップを見るとブルームレイピア(slot2)が売ってあったりする。 -- (名無しさん) 2009-08-27 21 34 18 エスブレAM→アストロ(ブルーム)レイピア→再度エスブレAM このコンボの場合アストロ(ブルーム)レイピアも輝くはず しかし問題はこの手のレイピアの差し回数。コンボに支障が出る可能性も -- (名無しさん) 2009-10-09 22 20 00 キューブからでるS3ものはおそらく全武器中最高クラスのレア だからどうした、という話ではあるが。 -- (名無しさん) 2010-10-13 06 35 19 補助用の対ハクメン武器として何気にトップクラス。 バリア対策に空に持たせるのもあり。 -- (名無しさん) 2011-05-21 11 57 30 レイピア系は無駄にコンボ数は多いけどすり抜けやすく、行動不能時間も長く、いちいち空中に浮かなければいけない為隙も大きく、さらに連続突きの一発辺りの威力は表記以下になってるため 結果としてハクメンに対しても非常に無駄が多い武器だと思うね 補助ならハンマーの方が安定するだろうよ -- (名無しさん) 2011-05-21 12 20 28